10/21(土)に横浜市民防災センターで地震・火災体験の見学ツアーを開催し、中国、ベトナム、スリランカ、日本の4か国19名が参加しました。
到着早々、入口にある消防車の乗り物に目がとまり、子どもたちは早くもテンションマックス!ヘルメットをかぶり、集合写真を撮ってもらいました。
説明を聞いたあとに自己紹介
室内へ移動して内容の簡単な説明と、参加者さんに自己紹介をしてもらったあと、いざ体験ツアーへ!各体験では、センターの職員さんの説明後に、ラウンジスタッフによる中国語の通訳を実施しました。
災害シアターで映像を鑑賞
まず最初は、災害シアターで中国語の字幕つき映像を鑑賞。横浜に起こりうる災害の映像で地震や火災のこわさを知り、災害が発生する前に日頃から気をつけておくことや備えの大切さを学びました。
地震シュミレーターで揺れを体験
次に、地震シュミレーターで阪神淡路大震災の揺れを体験。いきなり襲ってきた強い衝撃に、大人でも手すりがないと立っていられないほど。子どもたちには震度半減の揺れを体験してもらいました。スクリーンには街や家の中で建物や家具が倒れる様子が映し出され、まるで実際に目の前で地震が起こっているかのような臨場感でした。
消火と煙からの避難を体験
また、火災シュミレーターでは消火器を使った消火と、煙からの避難行動も体験できました。大人たちはもちろん、小さな子どもたちもガイドさんの説明をよく聞いて、うまく消火器を使ってバーチャルの火を消すことができました。
避難の模擬体験
最後に、減災トレーニングルームで避難までの流れを疑似体験し、災害から身を守る行動を学びました。体験中に学んだ知識を活かし、ヘルメットをかぶりテーブルの下にしゃがんだり、停電になった部屋で電灯を照らしたり、ガスのスイッチを消したりと、みなさん自分を守る行動ができていました。
学んだことを活かすために
私たち日本人でも、行動に移すことは難しい災害からの避難。
地震経験の少ない外国籍の人たちにも、私たちと一緒に模擬体験をしてもらうことで、いざという時に「これから自分や家族が何をどうすればいいか」を考えるための第一歩にしていきたいと思っています。
参加されたみなさま、ありがとうございました!
今後も体験ツアーを続けていく予定にしていますので、おひとりでも多くの方のご参加をお待ちしています。