夏休みが後半に入った2023年8月17日(木)、いそご多文化共生ラウンジは、小学生を対象としたネパールを学ぶイベントを開催しました。
講師を務めてくださったのは、NPO法人地球の木顧問の丸谷士都子さん。長年ネパールに通い、現地の人たちの自立支援に携わってきたなかで培った知識を、楽しくわかりやすく教えてくださいました。
参加したのは、8人の小学生を含む総勢21人。3つのテーブルにわかれて、ネパールの国旗を描いたり、気に入ったネパールの写真を選んだり、ネパールの道具の使い方を当てるクイズをしたりと、楽しくネパールについて学びました。
参加した人たちに「ワークショップで気づいたこと、びっくりしたことはありますか?」と質問すると、「国旗が三角でびっくりした」「世界一高い山がある国がネパールだと知らなかった」「126もの民族がいることを知らなかった」といった驚きの声から、「知れば知るほど、もっとネパールのことを知りたくなった」「初めて知ることばかりで、日本と違うことを知れてよかった」と、ネパールへの関心が芽生えたことを話してくれる人もいました。
また、日本育ちのネパール人の子どもたちからは、「今まで見たことはあっても、名前を知らなかった道具の名前を知れて良かった」「ネパールのことを知れて良かった」という声もありました。自分のルーツがある国のことを学ぶ機会に接してもらえたことを、私たちも嬉しく思っています。
今後も、いろいろな国のことを、みんなで楽しく学べるイベントを開催していきたいと思います。
「自分も、知っていることをみんなにシェアすることができるかも」と思う人がいましたら、ぜひラウンジスタッフにお声がけください。一緒に、学びの場をつくってみませんか。
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