1周年記念パーティー報告〈第2弾〉

イベント

多くの方にご来場いただいた1周年パーティーの様子を、第1弾報告よりも少し詳しくご紹介します。

かつおけずりぶし体験

かつおけずりぶし体験では、「本枯鰹節(ほんかれかつおぶし)」と呼ばれるかつお節を使い、カンナでけずる体験をしてもらいました。鰹(かつお)という文字からも想像できると思いますが、かつおぶしはとても堅いことで有名です。その中でも、この「本枯鰹節(ほんかれかつおぶし)」は水分15%前後で、世界でも有数の堅い食品だそうです。

かつお削り節に挑戦!

最初に、にんべんアンバサダーの須賀さんに、けずり方の見本を見せてもらってから始めましたが、参加者さんの反応はさまざま。「子どものころにやっていた」という方には懐かしく、「はじめて」という方にはあまりの堅さが驚きだったようです。

みなさんが削り節をけずっている横では、須賀さんがひいてくれた試飲用の「だし」の香りが、ラウンジに広がりました。本枯節の一番だしは、とてもおいしいと大好評でした。日本の「だし」は、世界に自慢できる食文化だと思います。けずったかつお節は、だしをひくほか、ご飯やパスタ、お野菜やお豆腐などにかけてもおいしくなる、魔法のような食材です。ぜひ、外国の方にも知っていただきたいですね。

おしゃべり会~磯子のいいところ探し~

いそご多文化共生ラウンジでは、毎週木曜日の18時~20時にやさしい日本語で話す「木曜夜のおしゃべり会」を開催しています。今回は、そのスピンオフ企画として「磯子のいいところ探し」をテーマに、おしゃべり会を実施しました。磯子区のおすすめスポットを書き出し大きな地図をつくり、それぞれのスポットを紹介しながら、日本語だけでなく、いろいろな国の言葉も交えておしゃべりを楽しみました。

中国の切り絵づくり

中国の切り絵づくりでは、「剪紙(せんし)」と呼ばれる伝統的な民族芸術の切り絵を体験していただきました。中国から取り寄せた模様付きの赤い紙を三つ折りや四つ折りにして、印刷された線に沿って切るだけで、さまざまなかたちの模様ができあがります。

幼稚園児からご年配の方まで、みなさん楽しそうにチョキチョキとハサミを動かしていました。どんな形になるのかドキドキしながら開いた瞬間……、「ワォ~~!きれい〜!」とあちこちで歓声が上がっていました。切り絵を切るのが楽しくて、2枚つくった小学2年生の男の子も。切絵細工教室に通っているという女性は、完成した作品を持参した白い台紙に貼って楽しんでいました。

毛糸のミサンガづくり

「国旗のカラーの糸でミサンガを作ったらどうかしら?」そんな会話から始まった「毛糸のミサンガづくり」の企画にも、たくさんの方が挑戦してくれました。用意したのは、これまで開催してきたインターナショナルティーパーティーで取り上げた国旗の色の組み合わせ。中国、ネパール、マレーシア、ウクライナ、日本、オランダ、カーボベルデ等、カラフルな毛糸の組み合わせを用意しました。中国出身の兄妹は、中国国旗のカラーの赤と黄色の鮮やかな組み合わせのミサンガを仲良くつくってくれました。ミサンガづくりに初めて挑戦した女性はエレガントなカラーの組み合わせに惹かれてイタリアンカラーを選び、「上、下、上、下…」と声に出しながら真剣にミサンガづくりに没頭。完成するとすぐに腕につけて、喜んでくださいました。

モンゴル占い

いそご多文化共生ラウンジのイベントでおなじみの「モンゴル占い」は、一日の運勢を占う人で賑わいました。占いに使うのは、羊のくるぶしの骨です。4つの骨をサイコロのように転がして、その向きの組み合わせで運勢を占います。4つの骨の向きは、「ひつじ」「やぎ」「うま」「らくだ」とモンゴルの代表的な家畜の名前がついています。4つ全部違う向きになると一番いい結果に。2月17日に最初にこのラッキーな結果を引き当てたのは、小学生の女の子でした。みなさん、いそご多文化共生ラウンジにいらしたときは、ぜひ、「モンゴル占い」で、一日の運勢を占ってみてくださいね!

簡単工作~みんなでつくるみんなの輪~

ラウンジの「フリースペース」では、人型の色紙に思い思いの洋服を着せたり、顔を描いたり、髪の毛をつけたりと、自分だけの人形をつくる簡単工作にチャレンジしてもらいました。シールを貼ったり、毛糸で三つ編みをつくったり、小さなお子さんからお母さんたちまで、みんな独創的な人形をつくってくれました。
できあがった人形は、ラウンジ自慢の展示スペースに手をつないでいるように貼り付けて、大きな「みんなの輪」になりました。

いそご多文化共生ラウンジは、小さなスペースですが、ここからみんなの輪を広げていき、もっと多くの方々とつながれたら嬉しいなと思う一日でした。来場してくださったみなさん、ありがとうございました!そして、まだいそご多文化共生ラウンジに来たことがないというみなさん、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!

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