The 11th International Tea Party – Socialist Republic of Vietnam ”Post-event summary”/ 第11回インターナショナル・ティーパーティ ベトナム社会主義共和国編 ”報告”

イベント

3月30日(土)にベトナム出身のシェフとそのアシスタントをお呼びして、第11回インターナショナル・ティー・パーティが開かれました。まずは、ベトナムのクイズから始まり、ベトナムに関する基本的な情報を仕入れた後、シェフが運んできた料理を並べます。みなさん、興味津々で眺めていました。

最初に出されたのが、ハスの冷たいお茶。ほんのり花の香がして、自然な甘さがあります。そして、食べ物は、ブンというベトナム風冷やし中華のような一品。甘酸っぱいたれをかけて食べます。お店では、トッピングに焼肉か揚げ春巻きを選べるのですが、今日は、特製ブンということで両方のっています。焼肉も揚げ春巻きもクリスピーで、春雨のような米麺に香草がよいアクセントを添えています。

次にバインミーというフランス風パンを使ったベトナムのサンドイッチに冷たいベトナムコーヒーを添えて。

バインミーは、中身が焼肉とソーセージの二種類。半分に切って、両方楽しみます。本当は焼き立てがおいしいのですが、次から次へと出てくるベトナムの美食に誰も文句を言う人はいません。

後ろに見えるのは、タピオカドリンクと辛いベトナムの調味料。パッケージがとてもかわいいですね。タピオカドリンクも濃厚でたっぷりタピオカが入っていました。

デザートは、二種類のチェー。芋のチェーとタピオカのチェーですが、どちらにも色々なゼリーや豆、トロピカルフルーツなどが入っていて彩りが美しい上にとてもおいしいです。

参加者の中には北ベトナムの方も二名いらっしゃって、シェフとアシスタントの男性が南ベトナム出身だったため、南北ベトナムの違いなど、色々な話題で盛り上がりました。

話がかなりの盛り上がりを見せたところで、小休止。ベトナムコーヒーは、今回、冷たいものが出されたのですが、温かいベトナムコーヒーの淹れ方をシェフがデモンストレーションしてくれることに。

シェフのお店では、香り、味の違う三種類のベトナムコーヒーをブレンドしているとのこと。コーヒーは大きく分けて、アラビカ種とロブスタ種があるのですが、ベトナムで作られているのは、日本でよく飲まれるアラビカ種ではなく、ロブスタ種だそう。それぞれ単体での香りを試してみます。

ベトナムでは、紙のフィルターは使用せず、アルミのような金属製のストレーナーを使います。コーヒーを入れたら、小さな鍋蓋のようなものを入れ、お湯を少し入れて蓋をしたら、しばらく蒸します。お湯をさらに追加していくのですが、じっくりと時間をかけて落としていきます。

かなり濃いコーヒーですので、これに練乳を入れて飲んだりします。イギリスでミルクが先か紅茶が先かで論争があるように、やはりベトナムでも練乳を先にいれるか、コーヒーを先に入れるかで論争があるそうです。シェフは、その日の気分で練乳を入れたり入れなかったりするそうです。

五ヵ国の方々が集まり、ベトナム・スナックのフルコースにみなさんが大満足でした。

次回のティーパーティーは、不思議がいっぱいの国、ボリビアです。

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