夏休みが始まる直前の2023年7月20日(木)に、汐見台小学校の生徒さんが、「総合学習の時間」をつかって、ラウンジを訪問してくれました。
総合学習のテーマは、「自分たちのまちが、外国人にとって暮らしやすいまちになるためには、どんなことが必要かを考える」でした。短い時間でしたが、英語と中国語で話しかけ「話している言葉がわからない」状況をつくり、日本に来た外国人が日本語を話す人たちのなかで、どのような感じを受けているかを体験してもらいました。また、世界のクイズでは、みなさん考えた意見を積極的に発表してくれる姿がみられました。
そのほか、外国にちなんだもの(遊び道具や各国のコイン等)に触れたり、外国語で書かれた展示物(これまでのラウンジのイベント写真や磯子区の外国人人数を示したグラフなど)を自由に見てもらったりしました。
中国出身スタッフによる日本での暮らしの体験談には、子どもたちから素朴な質問もたくさんいただきました。バイリンガルで話しながら活躍する外国出身スタッフの姿を見てもらえたのは、外国にルーツをもつ方にとってのロールモデルを知る良い機会にもなったのではないかと思います。
いそご多文化共生ラウンジでは、総合的な学習の時間など、多文化共生について子どもたちが学ぶ機会としてご活用いただけます。また、情報提供のご協力も可能です。ぜひ見学などお気軽にご相談ください。