The 9th International Tea Party – Republic of Cabo Verde ”Post-event summary”/ 第9回インターナショナル・ティーパーティー カーボベルデ編 ”報告”

イベント

日本人でカーボベルデのことをご存知の方は、もしかしたら、大のバスケットファンかもしれません。そうです、日本が五輪出場をかけて戦った最後の相手がカーボベルデ共和国です!
今回は、磯子区在住のカーボベルデ共和国の女性二人をお呼びして、お茶会をひらきました。

カーボベルデ共和国は、北西アフリカに位置する島国で、公用語はクレオール語とポルトガル語。主な産業は、農業、漁業、観光業の美しい国です。

沖縄とは海と島という共通点だけではなく、同じようにサトウキビがたくさんとれるので、お菓子などにもふんだんに使われているそうです。

今回のラインナップは、左からバナナケーキ(Bolo de banana)、ココナツ・ドーナッツ(Donetes de coco)、コーンフラワー・パイ(Pastel de milho)、飲み物は、ミント、レモングラス、ローズマリーのフレッシュハーブ・ティー。

バナナケーキは、しっとりしていて、黒糖を使っているのでしょうか?甘さは控えめ、素朴でいくらでも食べられそう。

ココナツ・ドーナッツは、ココナツがまぶしてあるものと、キャラメルがかかったものの二種類で、こちらもとても素朴な味です。コーンフラワー・パイは、なんと中に鯖が入っていて、やさしい味です。どうやら、日本で言うと鮭おにぎりのようなスナックだそうです。

フレッシュハーブティーは、前々回のオランダに続き、フレッシュミント。それから、レモングラスとローズマリーのハーブティー。こちらは珍しいですが、日本でも手に入らないわけではないので、ご自宅でもお試し頂けると思います。現地では、たっぷり砂糖を入れて飲むそうです。

お菓子を楽しみながら、カーボベルデのカラフルな家々、必ず町の中心にある広場と教会、活火山などを大きなモニターでプレゼンテーションを見ながら学びます。いつものようにクイズもたっぷりで、驚くことがたくさん!

カーボベルデは西アフリカの宝石と呼ばれる小さい諸島ですが、ここ発祥のMorna(モルナ)と呼ばれる音楽があり、哀愁を秘めた歌なので、カーボベルデの方達は聴くと感傷的になってしまうとのこと。パーティーでも”裸足のディーバ”として有名なセザリア・エヴォラの曲を流したところ、実際に涙ぐんでしまうほど、感情豊かな人々なのでした。

↓彼女の島では、腰に布を巻きつけて、肩より上は動かさないダンスがあるそうです。実際に音楽に合わせて踊っていただきました。曲が最後に近づくにつれ、テンポが速くなってきます。家では、頭の上にボトルなどを載せて子供たちに踊ってみせるそう。

Dance, dance, dance!

さらにカーボベルデのお料理や色々な文化紹介があり、みなさん、興味津々なのでしょう、質問もたくさんあり賑やかなパーティとなりました。

★次回のティーパーティは、2月17日(土)に行われる磯子多文化共生ラウンジ1周年記念イベントとタイアップして、午後2時から4時まで、インドのティーパーティとなります。サリーの試着、チャイなどを楽しむ企画となっています。記念イベントのため、予約は必要ありません。入場料も無料ですので、ぜひ、みなさまでご参加下さい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました