語学ボランティア同士が疑問や悩みを共有する場
いそご多文化共生ラウンジでは、2023年9月より磯子区内の小・中学校から14件の母語支援依頼を受け、25人の生徒さんを支援してきました。経験のあるボランティアはもちろん、初めて活動するボランティアも緊張しながら、外国につながりのある児童生徒の学校生活を支えています。学校現場に入り一人で活動するボランティアが疑問や悩みを抱えていることは少なくありません。私たちは学校と語学ボランティアの架け橋としてできることを見つけたく、そして、まだまだ不足している語学ボランティア人材を発掘するため、今回の語学ボランティア交流会を企画しました。

語学ボランティア活動における課題
学習サポートの際、普段使用しない語彙(例:分度器、四捨五入など)を外国語に訳すことが非常に難しいという意見がありました。専門用語が多く、語学ボランティアにとっても負担が大きいと思います。その一方で、今後日本で生活していくことを踏まえ、子どもたちにはできるだけ「やさしい日本語」で説明し、日本語で理解できる力を育てることが大切になってきます。
避難訓練や給食の配膳ルールなど、日本では当たり前の習慣も、外国から来た子どもたちにとっては理解しにくいものです。そのため、学習面だけでなく、日本の習慣や学校生活の常識についても丁寧に伝えることが重要であると交流会で共有されました。
また、ボランティアが子どもと会える(支援ができる)のは週1回程度であるため、その時間をいかに有効に活用し、学校生活に慣れてもらうか、クラスや友だちに馴染んでもらうかがポイントであるとの意見もありました。国際教室の先生と交換ノートを通しての子どもの様子の共有など、サポートに役立つアイデアも出ました。
子どもへの支援は、学校と協力しながら進めていくことが重要です。例えば、制服購入リストや遠足・運動会の大事なお知らせは外国語で作成するなど、子どもたちが安心して学校生活を送れるような工夫が必要だと改めて思いました。


参加者から共有された印象的な言葉
たくさんの気づきや学びを得ることができました。
普段子どもと接する際に、ボランティアご自身が心がけていらっしゃることとしてお話しいただいた中でいくつか印象に残った言葉がありますので、少しご紹介させていただきます。
- 決して「先生」にならない。
子どもたちにとって、支援者は母語で話せる「友だち」のような存在でいることが大切。 - 子どもの言葉や発想を楽しむ。
子どもたちの世界に入り、一緒に考える姿勢を持つ。 - すべてを完璧にやろうと悩まない。
自分の強みを活かしながら、できる範囲で子どもたちを支える。
まとめ
今回の交流会を通して、語学ボランティアの活動は学習支援だけではなく、子どもたちの生活全体を支える大切な役割であることが改めて確認されました。今後も学校や関係者と連携し、子どもたち一人ひとりに寄り添った支援を続けてまいります。
次回の語学ボランティア交流会は、2026年7月に開催する予定です。また、みなさんといろいろなお話しができることを楽しみにしています。
語学ボランティア説明会・登録会
いそご多文化共生ラウンジでは、毎月第三水曜日 10時~12時に「語学ボランティア説明会・登録会」を開催しています。
【申し込み方法】
TEL:045-367-8492(いそご多文化共生ラウンジ)
申込フォーム:https://forms.gle/uPKLB46zD7Wp34Vm7




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